26日午後7:30より行われるパリオリンピック開会式は7時間の時差があるため、【2024年7月27日】日本時間午前2:30より、セーヌ河畔での開会式が行われた。
今回はパリオリンピック2024開会式で注目あびているセーヌ河畔の詳細をまとめてみました。
オリンピック開会式会場となるセーヌ川とは?
フランスではロワール川に続いて2番目に長い川で、全長780Kmのフランスを代表する川です。パレードはアステルリッツ橋からエッフェル塔付近のイエナ橋までの6キロで行われました。
川沿いには中世から20世紀にかけて建造された建築物が並び、船上からはパリの街並みと、ユネスコ世界遺産に登録された建造物を眺めることができる。
セーヌ川の水質は?
オリンピック2024開会式の会場となるセーヌ川ですが、その川の現状や水質はどうなのでしょうか。
このセーヌ川は19世紀、工場や家庭から出る汚水が日常的に捨てられており、何世紀もの間それが繰り返されセーヌ川はパリのゴミ捨て場と言われるほどに。
ですが90年移行の環境規制が厳しくなったことで、徐々に水質は改善されているといいます。
そうしたことから2023年セーヌ川に架かるアレクサンドル3世橋を会場に開催された、ワールドトライアスロン・オリンピックテストイベントで大会の水泳種目、エリート女子の部はセーヌ川で行われました。
パリ市は泳げるセーヌ川と称してオリンピックを招致したという経緯があると思われます。
現在も数十年に及ぶ川の再生事業を進めてきました。そして今大会パリオリンピックの水泳競技はセーヌ川で行われます。さらにパリは2025年夏までに川沿いに、公共の遊泳スポットをオープンする予定と発表しています。
史上初の場外開会式となる警備対策は?
今回注目となったセーヌ川水上開会式を行うに際して、警備担当者45,000人にも及ぶテロ警戒に当たると発表しました。
そして仏メディアによるとオリンピック期間中は英国やスペイン、他国からもおよそ1,800人もの警官が応援に駆けつけたと報じています。
こうした他国からの応援やセキュリティー対策によって2024大会が安全に迎えられたことに感謝して、各国の選手を応援したいと思います。